2018年も7月に入り急に暑くなってきました。
ニュースでも各地の最高気温が話題になり、熱中症に対する注意喚起が毎日のように言われています。
ところでニュースでも良く聞く酷暑日って何度からなのかご存知ですか?
また、猛暑日と酷暑日の違いっておわかりでしょうか?
意外と知らない方がいらっしゃるので理解しておきましょう。
酷暑日って何度から?
熱中症の応急処置を知っておいて下さい.高温は豪雨のように映像的に派手ではありませんが,熱中症による死亡者数は毎年約500名,今年同様に記録的猛暑だった2010年は1745名に達しています.特に住宅での高齢者の熱中症,幼児の熱中症に要注意です.適切に対策すれば防げます.https://t.co/h3tiw7kN97 pic.twitter.com/Ijhg27TDTi
— 荒木健太郎 (@arakencloud) July 15, 2018
連日最高気温が35度を超える酷暑日が続いている日本各地ですが、酷暑日って何度からのことを指しているのでしょうか?
ニュースなどでよく聞く「夏日」「真夏日」「酷暑日」にはそれぞれ最高気温によって使い分けられています。
表にまとめます。
日中の最高気温 | |
夏日 | 25度以上 |
真夏日 | 30度以上 |
酷暑日 | 35度以上 |
ご存知でしたか?
いまや25度以上で30度に達していないと、涼しく感じるくらいですが、日中の最高気温が25度以上で立派な「夏日」となります。
30度以上35度未満で「真夏日」。
酷暑日って何度から?という回答は、
「日中の最高気温が35度以上の日」
ということになります。
日中の最高気温によって「夏日」「真夏日」「酷暑日」と使い分けているということを覚えておいてください。
「酷暑日」と「猛暑日」の違いとは?
酷暑続きますな。群馬県だけでなく、内陸近県でも本年最高気温を記録。日光では観測史上最高だそうです。あまりにも堂々としていて不逞不逞しいほどの暑さだ。 pic.twitter.com/SIY9vjPQwk
— 中川 哲 (@Nakagawa_Tetsu) July 16, 2018
「酷暑日」とよく似た言い方ですが、「猛暑日」のほうがニュースなどでもよく使われているのではないでしょうか?
酷暑日と猛暑日は意味としては同じで、日中の最高気温が35度以上になる日のことを指しています。
酷暑日と猛暑日の意味に違いはありません。
正式な気象用語としては「猛暑日」という言葉が使われます。
「猛暑日」が気象用語になる前に「酷暑日」という言葉が使われてたので、その名残で「酷暑日」という言葉もまだ使われているんですね。
ニュースの天気予報では「猛暑日」とキャスターの方は言っているはずです。
「酷暑日」というよりも「酷暑」という言葉はよく使いますよね。
いずれにせよ「酷暑日」と「猛暑日」は意味合いとしては同じで、日中の最高気温が35度以上の日。
違いは正式な気象用語が「猛暑日」、非公式なのが「酷暑日」ということになります。
酷暑日って何度から?猛暑日との違いとは?まとめ
気象庁「きょうは暑かったな。7月下旬まで猛暑が続くぞ。」 pic.twitter.com/eerN5WHK1Q
— お天気相談屋@河津真人 (@makotokawazu) July 14, 2018
「酷暑日」と「猛暑日」は意味に違いはありません。
正式な気象用語か否かという違いだけです。
酷暑日、猛暑日は日中の最高気温が35度以上になる日のことを言います。
地球温暖化の影響でしょうか?年々夏の平均気温が上がってきているように感じます。
私が小学生のときは、夏の最高気温は31度くらいでした。
そのうち40度超えの日が続くと「酷暑日」以上の気象用語は生まれるかもしれませんね。
そんな日が来てほしくはないですが・・・。
みなさまもくれぐれもこの夏は熱中症などに気をつけて過ごすようにしてください。
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