シャイニングマンデーとは?プレミアムフライデーの失敗から浸透するのか考えてみた!

時事ニュース

全く?といっていいほど浸透した感覚がない「プレミアムフライデー」

その第二弾、というわけではないのですが、経済産業省が「プレミアムフライデー」を「シャイニングマンデー」なるものに名称を変更することを検討していると報じられました。

シャイニングマンデーとはどのようなものなのか?

シャイニングマンデーは一般的に浸透するのか?

「働き方改革」の一貫とも言えるシャイニングマンデーについて、果たして浸透するのかについて考えてみました。

正直プレミアムフライデーと同じ結果になるような気がする…

シャイニングマンデーとは?どうしてこの言葉が出てきたのか?

2017年、日本国政府と経済団体連合が音頭を取って始まった「プレミアムフライデー」

毎月末の金曜日15時に仕事を終え早く帰ることを推奨し、いつもとは違った週末を楽しむことを目的に一部の人たちの間で盛り上がりを見せました。

多くの企業では給料日直後ということで、お財布の中には多少のゆとりがあり消費の拡大が期待できるうえに、土日休みを含めれば2.5日の連休ができるので、ちょっと遠くまで旅行するといった新しい楽しみ方も可能、「新しい働き方の一部」というふれこみでした。

ところが今年2月の調査によると、プレミアムフライデーの認知度は88.5%であったのに対し、実際に早く退社した人は11.2%程度にとどまっていました。

そこで、月末の金曜日は忙しくて早く帰れない、という指摘が多数あったことに対し、経済産業省では試験的に月曜日の午前中を休むことを「シャイニングマンデー」と呼ぶこと検討していると報じられました。

月曜日の仕事始めが昼であるならば、前日の日曜日に旅先やレジャーでゆっくりくつろいでもらおうとか、日曜の夜遅くまで遊んでお金を使ってくれるだろう、という考えもあるようですが、
金曜日が忙しくてプレミアムフライデーのメリットを享受できないという人たちのために、試験的に月曜日を指定したようです。

プレミアムフライデーはシャイニングマンデーが始まったあとでも継続して続くとのこと。

シャイニングマンデーはそもそも、公明党が2017年の衆院選マニュフェストで働き方改革の一部として提唱した言葉です。

プレミアムフライデーははっきりって「大ゴケ」

プレミアムフライデーが浸透しなかったのはなぜ?

プレミアムフライデーは世間に全く浸透していないと思います。なぜこれほど浸透しなかったのか、その原因について考察してみました。

問題点は3つあったと考えます。

問題点①「土日を含めた週休2日制でないと…」

まず土日を含めて週休二日制の企業でないと、金曜日の午後早く帰宅したところで次の日は仕事です。

私自身もそうですが、土曜日が仕事の職場も意外と多いと思います。

サービス業であれば書き入れ時である土曜日はまず仕事でしょうし、自営業を営んでいる方にとっても全く関係のない話です。

この国は多くのサービス業で成り立っています。プレミアムフライデーで早く帰る人たちの相手をしてあげる必要がありますが、彼らは一切プレミアムフライデーのメリットを享受できません。

土曜日、日曜日が必ず休みであるお役所のお偉いさんが考えそうな頭でっかちなプランだと思いました。

問題点②「関係会社もプレミアムフライデーを導入していないと…」

プレミアムフライデーを導入するのであれば、自社だけでなく付き合いのある関係各社もプレミアムフライデーを採用していないとうまくいかないでしょう。
いざ用事があって先方に連絡した、だけど担当者はプレミアムフライデーで帰りましたとなれば、仕方ないなとあきらめる一方で、いいご身分だなという印象を与えてしまうかもしれません。

そのようなすれ違いが、いつか大きな軋轢を生んでしまう可能性もあります。

日本人とはそういう国民だと思います。

問題点③「翌月曜日が忙しくなる…」

金曜日の午後にするべきだった仕事をやらずに帰るわけですから、その仕事は休み明けの月曜日に先送りになる訳です。

プレミアムフライデーを楽しむと、休み明けには超憂鬱な「デスマンデー」が待っていると思うと、単純に金曜の午後を楽しもうという気分は萎えてしまいます。

このようにプレミアムフライデーには、ちょっと考えるだけでもたくさん問題があります。

政府がどれだけ音頭を取ったところで定着することはないでしょう。

週に働く労働時間を今より短い時間に制限するのが一番良いように思う…

 

シャイニングマンデーは浸透するのか?働き方改革との関係は?

https://twitter.com/maigo_yk/status/1023928325767540736

私個人の意見としては、シャイニングマンデーは絶対に浸透しないと考えます。

単純に考えて月曜の午前中休んだら、月曜日の午後が忙しくなるだけでしょう。

結果、月曜日に夜遅くまで残業して仕事を片付けたり、次の日以降にしわ寄せがくることは目に見えています。

それが嫌だから、月曜日早めに出勤して仕事を片付けてしまおう、という人続出することでしょう。

またプレミアムフライデーの問題点でも述べましたが、すべての人たちが日曜日休みという訳ではありません。

完全週休二日制で土日が必ず休みの極めて規則正しいリズムで仕事を実施している人たち、または仕事が後回しになっても特に問題のない一部の人が楽しむだけでしょう。

単純に働く時間を短くしようとするのは働き方改革とは全く言えないと思います。

雇用を安定させ、企業がため込んでいる内部留保を吐き出させ、全国民の賃金をまんべんなく底上げし、安心して生活できる社会を作って消費を活発化させるのが最優先事項だと考えます。

そこをクリアして初めて、働き方を考えよう、というステップに進むべきでしょう。

日本は相変わらずデフレのど真ん中です。

単純に休みを増やしたところで消費の増加は見込めません。

むしろサービス残業とサービス早出出勤が横行し、個人の時給が下がり大企業の内部留保がさらに潤うだけです。

頭の固い一部のエリートたちが考えた小手先だけの机上の空論では絶対にうまくいかないでしょう。

実際、シャイニングマンデーに対してはすでにネガティブな意見がたくさん出ています。

「先が思いやられる」というのが正直なところです。

クールビズすらできない会社もたくさんある。会社ごとに繁忙事期は違うのだから「曜日の決め撃ち」をしてコロコロ変えるようでは永遠に働き方改革は進まない

 

シャイニングマンデーに対するネット上の反応

プレミアムフライデーやシャイニングマンデーがあるなら、1週間全休にするYeah!めっちゃホリディがあっても良い
プレミアムフライデーとかシャイニングマンデーとか遊んでないで有給の消化を会社に義務化させてくれればそれでいい、それが出来ないなら祝日をあと5日ほど増やすか。 とにかく日本には強制的に休ませる仕組みが必要
んふふふ、下手だなぁ経済省くん……シャイニングマンデーなんて下手っぴさ…経済へのテコ入れの仕方が下手…!国民くんが本当に欲しいのは完全週休三日…!これを水曜にぶち込んで月曜から2日働いたら小休止…!だろ…?
日本にシャイニングマンデーというものが生まれようとしていることを外国人に教えてあげたい、きっと爆笑するから。
プレミアムフライデーとかシャイニングマンデーとかやってるくらいなら、月・金も休みにして週休四日にする方向に話を持っていってほしい。
シャイニングマンデーって誰かがネタで言ってるんだと思った。アホくさ。とりあえず土曜と祝日被ったら金曜を振り替え休日に。法律違反は取り締まる(当たり前)。有給買取制度の法制化。どれも「お願い」も「奨励」もいらない。粛々と進めれば実現して効果が出るものばかり。
個人的には水曜隔週で1日休みが一番楽なサイクルだな。シャイニングマンデー、発想がイカれ過ぎてて温かく見守ってあげたいところ
経産省では「月末の金曜日は忙しい」という指摘があったとして、別の曜日への変更を推奨すると同時に、月曜日の午前休を「シャイニングマンデー」と呼ぶことも検討しています。 …経産省の職員てみんなバカなの?

 

シャイニングマンデーまとめ

シャイニングマンデーについては「プレミアムフライデーが浸透しなかったから曜日を変えてみた」という感覚しか正直ありません。

企業の業務を考えると、月曜日の朝はその週についての会議など重要なことをやっている企業も多いはずです。

そして、先にも述べたようにサービス業に携わっていて土日が休みではない方のことは考慮しているのか?とさえも思います。

「働き方改革」が、日本国民の大多数が納得する形になるのは一体いつになるのでしょうか?

金曜日が反応悪かったから、とりあえず月曜日にしただけ…ってことはないよね?