風疹って何回もなるの?2018年は男性に大流行の恐れ!

生活

風疹が2018年夏以降、成人男性を中心に増えています。

国立感染症研究所によると9月26日現在の報告数が770人となり、近年では2013年、2012年に次いで3番目に多い患者数になりました。

患者数の96%(739人)が成人で、男性が女性の4.8倍多く(男性638人、女性132人)、特に30~40代の男性が多く罹患しています。

 

「子どものころに風疹になったから大丈夫!」
「風疹って何回もなるの?」

と疑問に思いませんか?

 

 

風疹は子どもの病気というイメージがありますが、なぜ成人男性の間で流行るのでしょう?

風疹はあまり重症化しない病気ですが、妊婦さんが風疹にかかると胎児に重大な影響を与えてしまう恐れもあるので注意が必要です。

自分も予防接種ちゃんと受けたのか調べないといけない…

 

風疹の症状と感染力や注意しておくべきこと

 

最初に風疹にかかったら出る症状や注意すべきことをまとめます。

風疹はインフルエンザよりも感染力があるってご存知でしたか?

だからこそ特に風疹には注意しなければならないんです。

 

風疹にかかるとどんな症状が出るのか?

風疹とは風疹ウィルスによる急性の発疹性感染症で、ウィルス感染症の一種です。

感染すると2~3週間潜伏期間があり、体のだるさや発熱、耳や首の後ろのリンパ節の腫れ、赤い発疹などの症状が現れます。

 

風疹に感染しても症状が出ない人が15~30%ほどいます。

 

症状だけで風疹と断定することは難しく、抗体検査をしてはじめて風疹確定となります。

 

 

風疹は別名「三日はしか」と呼ばれている

はしか(麻疹)に似た症状をみせ、はしか(麻疹)より短期間で治癒するので別名「三日はしか」とも呼ばれています。

 

大人がかかると高熱が出たり、発疹が長引いたりするなど、子供より重症化することもあります。

風疹には効果的な治療法は無く、症状に応じた対症療法しかありません。

 

風疹はインフルエンザの5倍の感染力がある!

風疹ウィルスは感染力が強く、くしゃみや咳などの飛沫感染で一人の罹患者から5~7人に移ります。

空気感染や接触感染でも移りますので注意が必要です。

 

風疹の感染力はなんとインフルエンザの5倍!

発疹がでた日の前後約1週間は人にうつす可能性がありますので、外出は控えるべきです。

 

 

妊婦さんは風疹には特にご用心を!

風疹で最も注意したいのが、妊婦への感染です。

妊娠初期に風疹に感染すると胎児にも感染し、赤ちゃんが先天性風疹症候群という病気になる可能性があります。

 

先天性風疹症候群の典型的な三大症状は、心奇形・難聴・白内障です。

妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています。

 

妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、不要な外出を避け、やむを得ず外出をする際には出来るだけ人混みを避けるなどして、風疹にかからないように注意してください。

 

 

風疹の予防にはワクチンの予防接種が効果的!

風疹の予防と流行を防ぐためには、ワクチンによる予防接種が最も効果的です。

風疹ワクチンは単独ワクチンではなく、MR(麻しん、風しん混合)ワクチンがおすすめです。

 

1回の接種で抗体を獲得する可能性は95~97%程度で、20人に1人は抗体ができない場合があり、2回の接種が勧められます。

2回接種する場合は、1回目から最低でも1か月以上の間隔をあけてください。

 

個人差はありますが、抗体を獲得しても1回目の接種後の抗体持続はおおよそ6~7年程度で、2回目の接種をした人は20年程度です。

 

 

風疹って何回もなるの?

風疹や水ぼうそうなどといった、子供のころに一回なった病気って何回もなるの?と疑問に思ってる方もいらっしゃるかと思います。

 

風疹については、一度かかると抗体ができて何回もかかることはないといわれています。

 

症状がはしか、りんご病、突発性発疹などと似ているため、抗体検査をせずに症状だけをみて診断された場合は風疹だと誤診されることもあります。

 

 

国立感染症研究所の調査によると、風疹にかかった記憶のある人達に血液検査を行ったところ、約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという結果もあります。

風疹にかかった記憶だけや、医療機関を受診していても症状だけの診断で、血液検査によって風疹の抗体の有無が確かめられていない場合は信頼出来ません。

 



 

2018年に成人男性の風疹患者数が多い理由とは?

日本では1977年~1995年までは、先天性風疹症候群を回避するために、将来妊娠の可能性がある女子中学生が風疹の予防接種の対象でした。

 

2018年現在、30~50代の男性は風疹の予防接種を受けてない可能性が高い世代なので、風疹に対する免疫力がない人が多いです。

 

また、この年代の男性は働き盛りでもありますので通勤や会社で人と接することも多く、風疹に感染する機会も多くなるので、男性の風疹患者が多くなるのです。

ご自身の風疹の感染を防ぐのはもちろんのこと、妊婦さんへの感染を防ぐためにも積極的に予防接種することが望ましいです。

 

2018年の風疹の男性への大流行まとめ

 

2018年に大流行しそうな気配を見せている風疹。

特に30~50代の男性に風疹患者が多いのは、予防接種を受けてなくて免疫力がない人が多いからです。

また妊婦さんにとっても胎児に影響が出てしまう恐れがありますので注意が必要です。

 

まずは予防接種を受けた経歴があるのかを調べて、免疫がないのであれば予防接種を受けるようにしましょう。

 

日頃から健康に留意して過ごすことも大切です。

これから寒くなって風邪も流行る時期ですので、体調には万全の注意を払いましょう。

人から病気を移されるとかとんでもない迷惑だ…