- 今年は○○の影響で免疫力が衰えてる人が多い!
- おでんがインフルエンザの予防になるのはなぜ?
- 名医がオススメするおでんの具材ベスト5はコレ
- おでんの正しい調理法とおすすめの食べ方
11月20日に放送された「林修の今でしょ!講座」で”おでんパワー”についての特集がありました。
あなたはおでんがインフルエンザの予防になるということをご存知でしたか?
特に今年は「免疫力が落ちている人」が多いと言われています。
”インフルエンザの予防にはおでんが欠かせない!”ということがよく分かる内容でしたので、ここでシェアします。
また、番組内では名医がオススメするおでんの具材ベスト5も紹介されてましたので、コンビニで買うときのおでんの具材の組み合わせの参考にしてくださいね♪
Contents
今年は猛暑の影響で免疫力が低下している!?
2018年は「記録的な猛暑」の一年でした。
あなたも今年の夏は”体力的に辛い!”と感じたのではないでしょうか?
私も「早く涼しくなってほしい…」と、
いつも以上に今年の夏は思ってました^^;
そして、その猛暑で”あるもの”が衰えていると言われています。
それは「免疫力」です!
気温の寒暖差免疫力を低下させる原因のひとつになります。

免疫力が低下するとインフルエンザやノロウィルスに感染しやすくなります。
毎年11月からがインフルエンザやノロウィルスに感染しやすいと言われ、免疫力が低下しているとさらに注意が必要になります。
今年の夏の猛暑から秋にかけての寒暖差で免疫力が低下しているかもしれませんよね?
その免疫力をアップさせるのに最適な料理がおでんと言われているのです!
暖かくてホクホクできるだけでなく、あなたの健康にも一役買うおでん。
なぜおでんを食べることが
免疫力のアップに繋がるのでしょうか?
おでんは小腸に好影響を与える食材が多い!

健康ブームと言っても過言ではない昨今、お医者さんの間でもおでんの持つ”健康パワー”が注目されているそうです。
おでんは数ある鍋料理の中でも具材が豊富です。
つまり、おでんには1食で摂れる栄養素が多く含まれている、ということになります。
特におでんの食材には小腸に好影響を与える食材が多いのです。
そして、人間の免疫細胞の約70%が小腸に集中していると言われています。
免疫細胞を活性化させるのにおでんが一役買って、風邪やインフルエンザの予防につながっているのです。
小腸と血管を老けさせない”免疫力アップ料理”がおでん。
実際に「林修の今でしょ!講座」の番組内で、健康長寿のお年寄りの方におでんを食べている人が多いという調査結果が発表されてました。
次にその健康長寿の方々1000人に聞いた、よく食べるおでんの食材ベスト15を紹介します。
あなたの好みのおでんの食材とも合致するかも!
健康長寿の方が食べるおでんの食材は?
健康長寿の方々の多くが食べているというおでん。
おでんといっても具材が多いので、何の具材を好んで食べているのか気になりますよね?
健康長寿の方々が食べているおでんの具材を食べると、我々も同じように長生きして、なおかつ健康でいられるかもしれません♪
その健康長寿の方々が食べているおでんの食材ベスト15は下記になります。
順位 | おでんの具材 |
15位 | ごぼう巻き |
14位 | 豆腐 |
13位 | 白滝 |
12位 | さつま揚げ |
11位 | 昆布 |
10位 | 厚揚げ |
9位 | 牛すじ |
8位 | 巾着 |
7位 | じゃがいも |
6位 | がんもどき |
5位 | はんぺん |
4位 | ちくわ |
3位 | こんにゃく |
2位 | 玉子 |
1位 | 大根 |
あなたの好みのおでんの具材と健康長寿の方々が食べているおでんの具材はマッチしましたか?
ベスト3の大根、玉子、こんにゃくはおでんの中でも”ど定番”の具材ですよね(^^)
そして、番組内では「名医がオススメするおでんの具材ベスト5」が紹介されていました。
冬の時期のインフルエンザの予防にもつながり、免疫力アップに欠かせないおでん。
次に名医がオススメのおでんの具材ベスト5と、さらに効率よく栄養を摂取できるおでんの具材の食べ合わせを紹介します。
名医がおすすめのおでんの具材ベスト5はコレ!
美味しい上に免疫力アップにも繋がるというおでん。
数ある具材の中から名医が選ぶおでんの具材ベスト5は一体何なのでしょうか?
先に述べた「健康長寿の方々が食べているおでんの具材ベスト15」に含まれていない具材もありました^^;
見ていて「なるほどなあ~」と感じることが多々ありましたので必見です!
それでは5位から順番に名医のおすすめおでんの具材をご紹介します。

第5位「ちくわ」
名医がオススメするおでんの具材第5位は「ちくわ」。
健康長寿のほうでも4位でした。
「ちくわ」には、インフルエンザと戦う抗体を作るたんぱく質が多く含まれています。
免疫力がアップさせるちくわにはスゴイパワーがあるというのは意外でした^^;
ちくわは魚の白身から作られていて、その魚の白身の部分にたんぱく質が凝縮されています。
魚肉たんぱく質が、ウィルスと戦う抗体を作り免疫力のアップにつながるのです。
体内に侵入してきたウィルスと戦う抗体「免疫グロブリン」というものがあり、そのグロブリンを作るのがちくわの魚肉たんぱく質なのです。
たんぱく質が不足するとグロブリンは作られません。
注意していただきたいのがダイエット中の人です!
たんぱく質を取らないとインフルエンザになりやすい、と言われています。
ウィルスと戦う抗体がたんぱく質から作られるので、そのたんぱく質が不足するからなんですね。
魚肉たんぱくには脂肪がありません。
脂肪のことを考えるとちくわの魚肉がよいということになり、ダイエットしながらもたんぱく質を摂取できるという利点があります。
さらに、魚肉は腸の中で吸収がよい食物です。
おでんで煮込むことによってたんぱく質が分解されて、さらに腸への吸収が効率よくなります。
魚肉たんぱく質をより効率よく吸収する具材の組み合わせがあります。
その具材は「じゃがいも」です。
じゃがいもに含まれる「ビタミンB6」は、たんぱく質と一緒に取ることで吸収力がアップします。
ぜひちくわと組み合わせたい具材です。
人間が1日に摂取したいたんぱく質の量は20gです。
ちくわ1本には、その4分の1にあたる約5gのたんぱく質が含まれています。
ひとつ注意としては、ちくわは塩分が多めの具材ということです。
これは、ちくわを湯通しすることによって塩分を減らすことが出来ます。
たんぱく質が多く含まれるちくわ。
そのちくわの塩分の多さという”弱点”を湯通しすることによって克服できますので、「ちくわにとっておでんは最適な料理法」とも言えます。
さらにひとつ豆知識!
「白米とちくわとの組み合わせで、たんぱく質を効率よく摂れる」
ということも番組内で紹介されてました。
ぜひあなたも試してみてくださいね♪
第4位「がんもどき」
名医がオススメするおでんの具材第4位は「がんもどき」。
健康長寿のほうでも6位にランクインしてました。
「がんもどき」には、小腸の機能を高める大豆オリゴ糖が多く含まれています。
大豆オリゴ糖には「腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らす」という働きがあります。
大豆オリゴ糖に含まれる善玉菌が、腸の免疫細胞を刺激して免疫力を高めるという作用があるのです。
番組内では砂糖と大豆オリゴ糖との違いも紹介されてました。
砂糖は小腸で吸収されるのに対し、オリゴ糖は小腸で吸収されにくくエネルギーになる。
つまりがんもどきはダイエットにも効果的だと言えます。
大豆オリゴ糖は善玉菌のエサになるますので、がんもどきを定期的に食べるだけで腸内環境の改善にもつながります。
がんもどきには人参や枝豆、ひじき、野菜などが混ざっているため、鉄分も多く含まれるている食材です。
番組内では血管をふけさせないために、がんもどきと好相性の組み合わせの具材としてブロッコリーが紹介されてました。
ブロッコリーはビタミンCが豊富な食べ物です。
がんもどきにブロッコリーのビタミンCをプラスすることで、鉄分の吸収率アップします。
ブロッコリー以外でも、ビタミンCが豊富な野菜とがんもどきを食べ合わせるとより栄養の吸収に効果的です。
やっぱりおでんはセブン🍢🎵
今日も1日おつカレー
自分(`・з・)ノ🍺笑 pic.twitter.com/kFpgb9wVVX— ☆ほっしー☆ (@you_xx_jsb) 2018年11月20日
第3位「ロールキャベツ」
名医がオススメするおでんの具材第3位は「ロールキャベツ」。
健康長寿のほうのランキングにはありませんでしたが、コンビニのおでんにもいまやロールキャベツはありますよね(^^)
「ロールキャベツ」には、免疫細胞の機能を高めるビタミンが多く含まれています。
仮にインフルエンザにかかってしまった場合でも、免疫力を高めておくと多少は楽になり治癒も早くなることが期待できます
ロールキャベツは免疫細胞を強化するビタミンの宝庫です!
ロールキャベツはキャベツをはじめ、鶏のひき肉などを中に入れますので、ビタミンA、C、E、B2が含まれている具材です。
中でもビタミンCは熱に弱いと言われています。
しかし、おでんのつゆや他の具材にビタミンCが染み込むため、熱を加えてもビタミンCは逃げません。
特に大根によくビタミンCが染み込みますので、ロールキャベツには大根の組み合わせが良いと紹介されてました。
味がしみやすい具材と一緒にロールキャベツを食べると効果的なんですね。
第2位「昆布」
名医がオススメするおでんの具材第2位は「昆布」。
健康長寿のほうでは11位でした。
おでんのだしにも使われる「昆布」。
昆布にはウィルスから守る食物繊維が多く含まれています。
昆布に含まれている食物繊維が小腸をガードしウィルスから守ってくれるのです。
実はノロウィルスと腸は大きく関係しています。
腸から蔓延するウィルスなので、腸でウィルスを撃退してくれる働きを作り出すのが昆布です。
昆布に含まれる水溶性のフコイダンが免疫細胞を活性化し、抗体が小腸の壁にバリアを貼ってくれます。
バリアがウィルスをガードしてくれるので、小腸で菌の増殖を防ぐ働きをしてくれるのです。
また、昆布にはアルギン酸と呼ばれるウィルスと戦ってくれる成分も含まれています。
おでんに昆布を入れることによって、つゆにも染み込んで十分な食物繊維を昆布から摂れるということになります。
昆布と合わせたい具材としてこんにゃくが紹介されてました。
こんにゃくはカルシウムが豊富で、骨を丈夫にしてくれるパワーがある具材です。
さらに牛すじと組み合わせて食べるのも効果的です。
牛すじはコラーゲンが豊富で骨質が良くなります。
「昆布+こんにゃく+牛すじ」
の組み合わせがカルシウム、ミネラル、コラーゲンをふんだんなく摂取できるので、おでんには良い組み合わせです。
ちなみに富山県のご長寿さんは、おでんにとろろ昆布を混ぜて食べていましたよ(^^)
愛知県が「牛すじ入れない」になってるのはちょっと腑に落ちない
名古屋式味噌おでんに牛すじは欠かせんがね(´・ω・`)
まあ豚もつであることも多いけど。 pic.twitter.com/2vk3Gq2MQJ— 猶予をいただきたい (@revin666) 2018年11月20日
第1位「玉子」
名医がオススメするおでんの具材第1位は「玉子」。
健康長寿のほうでも2位でした。
もはやおでんの具材としては定番中の定番なのが玉子です。
玉子は元々多くの栄養素を持ったスーパー食材です。
他の具材の栄養素で玉子のパワーが更にアップ!
おでんに玉子を入れることで、最強玉子に変身するのです!
「玉子は驚きのパワーを発揮する」と紹介されてました。
玉子にはタンパク質、ビタミン類、亜鉛、鉄分など免疫力アップの要素がある成分が多く入ってます。
しかし、その玉子にも弱点が!?
玉子にも欠けている栄養素があります。
その栄養度が食物繊維です。
食物繊維がない玉子ですが、おでんには昆布などの食物繊維が豊富な具材がありますので、一緒に食べることで足りない栄養素を補ってくれます。
おでんの具材同士が「お互いを補い合う」ことによって相乗効果を発揮するんですね。
おでんって奥深い…素晴らしい食べ物なんだと改めて認識しました(^^)
おでんの調理で注意すること
おでんを調理する上で注意したいことがあります。
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- グツグツ煮込まない
- 具材はその日のうちに食べる
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この2つです。
よく熱々のおでんを食べることもあるかと思いますが、グツグツ煮込むのは栄養素を崩壊させてしまうこともあるのでよくないです。
おでんを煮込む目安としては、60~70度中火で50分ほどがベスト。
アツアツで食べるとせっかくのおでんの栄養素が減ってしまってるかもしれないんですね。
また、おでんを作って寝かせておいて次の日に食べる人もいますが、具材を一晩寝かせると栄養素も逃げてしまいます。
できるだけおでんはその日に食べたほうが良いです。
実はコンビニでもおでんの具材は毎日作り変えて新しいものを入れています。
栄養満点のおでんをお客さんに提供するために必要なことです。
なお、おでんのつゆは継ぎ足したりして使うのはOKです。
おでんの調理法と食べ方を間違ってませんでしたか?
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おでんのオススメの食べ方!
おでんが家にあったので
一度おでん出汁のうどんを試したかったんだよね( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/cmZnV0OcT3— 紅茶紳士 (@kouchashinsi) 2018年11月20日
最後におでんのオススメの食べ方をご紹介します。
おでんのおつゆには、塩分も入ってますし栄養素も入ってます。
栄養素は摂取したいところですが、塩分は控えたいもの…
おでんの具材と一緒におつゆもゴクゴク飲んじゃうとそれだけ塩分も多く摂取することになります。
そこでおでんの食べ方のコツとして「具材を食べる日とつゆを飲む日をわける」ことをオススメします。
おつゆの飲み方として、他の食事に混ぜるのが味を引き立てるのでよい食べ方です。
[aside type=”boader”]
- 炊き込みごはんにおでんのつゆを入れる
- カレーライスにおでんのつゆを入れる
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こんな食べ方です。
私はカレーライスにおでんのつゆを入れるって聞いたことがありませんでした…
あなたはこんなおでんのおつゆの使い方をやってましたか?
おでんは日本の先代の人々から引き継がれた独自の伝統料理です。
食べ方の組み合わせなど様々あり、食べることの楽しみと同時に我々の健康促進にも役立ってます。
これから寒い時期を迎えるにあたって、おでんを食べたほうが良い理由がおわかりになったのではないでしょうか?
インフルエンザの予防にもなりますし、免疫力アップにつながりますので積極的におでんを食したいところです。