紙幣はなぜ変わる?その必要性と変わるタイミングまとめ!

時事ニュース

2024年から紙幣が変わることが発表されました。

紙幣の歴史を見ているとおよそ20年の周期で変わっていることがわかります。

しかし、なぜ紙幣のデザインを変える必要があるのでしょうか?

ここでは紙幣が変わるタイミングと変える必要性について紹介します。


紙幣はなぜ変わる?その必要性は?

紙幣が変更される理由にはいくつかがありますが、主要な2つを紹介します。

 

偽造防止

まず、第一に偽造防止のためです。

日本の紙幣はとても優秀で、偽造されにくいといわれています。

しかし、いくら良い技術でも、時代が過ぎれば古くなります。

対して、偽造技術は年々進化しています。

対策として、たまにお札の技術のマイナーチェンジを行ってはいますが、ある程度を目途に、全体的に新技術を用いたものに変更しなくてはいけません。

そのため、約20年ごとに紙幣のデザイン変更に伴い技術も最新のものに刷新して、より偽造されにくくしているのです。

紙幣のデザイン変更の最も大きい理由が、この偽造防止だといわれています。

 

経済の活性化

次にあげられる理由が経済活性化のためです。

私たちは、常日頃、お金を入れて自動で清算する機械に接しています。

銀行のATM、自動販売機、駅やバスの券売機、スーパーの自動精算機など、数え上げればきりがありません。

紙幣が変われば、これらの機会について、すべて、新しい機種に入れ替えたり、システムを変更したりする必要がでてきます。

それに伴い、新しく人を雇うことで雇用機会が増えたり、新しい機械や技術を導入したりと、様々な経済効果が見込まれます。

ただ、その分当然コストもかかってくるので、大変な思いをする経営者の方なども出てくるでしょう。

また、時代の流れに合わせるためという側面もあります。

 

お札に選ばれる人の基準は、以下の通りです。

  1. 日本が世界に誇れる人物であること。
  2. 国内でも教科書にのるほどには有名であること。
  3. 偽造防止の観点から、緻密な肖像画などが残っていること。

 

これらの条件にあてはまる人物の中から、その時々に合った人物が描かれているのです。

しかし、20年も過ぎれば世相も変わり、人々の考え方も変わります。

そのため、時代の流れに合わせて人物に変更されているのです。

例えば、前回のデザイン変更の際に、5000円札に樋口一葉が初めての女性の肖像画として採用されました。

これは、平成になり、女性も社会的・経済的に活躍する時代になったことを表しているといわれています。

今回の変更でも、5000円札は、津田梅子への変更なので、引き続き女性のデザインが採用されたことになります。

紙幣が変わるタイミングの一覧まとめ

4月9日、2024年度から紙幣のデザインが変更される旨の発表がありました。

これまでの福沢諭吉、樋口一葉、野口英世から、渋沢栄一、津田梅子、北里渋三郎に変更となります。

前回の紙幣変更は、2004年でした。

「千円札といえば夏目漱石だったのに、慣れないな」

と思ったのも記憶に新しいのではないでしょうか。

ようやく慣れてきたのに変更かと感じている人も多いでしょう。

しかし実は、これまでにも、定期的に紙幣の肖像画は変更されているのです。

紙幣の変更のタイミングは、以下の通りです。

1950年~58年 1000円札~10000円札・聖徳太子
1963年 1000円札・伊藤博文
1984年 1000円札・夏目漱石、5000円札・新渡戸稲造、10000円札・福沢諭吉
2004年 1000円札・野口英世、5000円札・樋口一葉
2024年 1000円札・北里柴三郎、5000円札・津田梅子、10000円札・渋沢栄一

これを見ると、1963年以降は、ほぼ20年周期で変更されていることが分かります。

意外と定期的に変更されているんです。

 

ただ今回は、前回据え置かれた10000円札までが変更となるため、変化が大きく感じられるのかもしれません。


紙幣が変わる!ネット上の反応は?

何で変えるのでしょうね。日本の紙幣は、世界的に見て偽造されにくいはずだが。
時が経てば慣れる、と言われるかもしれないけど、3枚ともあまり親しみが持てない。
キャッシュレス化の波が押し寄せている中でこういう方針というのは少し意外だ。個人的には完全なキャッシュレス化社会は嫌だから、まだまだお札や硬貨に頑張って欲しいところだが。
なんか人選が微妙な気がする… これなら今の方がいいや。
今変える必要があるのか疑問に思う。紙幣を刷新するにしても理由を説明してほしい。
一万円札はやはり福沢諭吉であってほしいし、もし変更するにしても万人に馴染みのある人物にしてほしい。渋沢栄一だと政財界の力が働いていると勘ぐってしまう。
聖徳太子と伊藤博文は今の時代こそ必要だと思うぞ。復活して欲しい。
紙幣を変更するのも、お金がかかる。個人的に、そこにお金かけないで欲しいな。もっと大切な事へお金をかけて欲しい。
今後キャッシュレスや電子マネー、仮想通貨等
紙幣を必要としない時代になっているのに、これいかに…
必要性が分からない。新紙幣になる事でそれに対応する為に現場にどれだけの手間と費用がかかる事か。零細企業は悲鳴をあげる事だろうに・・・

出典:ヤフーコメント

 

「変える必要ある?」って意見の人が多くいることがわかります。

肖像になる人選も「微妙」といった印象です。

紙幣の刷新まとめ

キャッシュレス化が進んでいる時代に紙幣の刷新。

「時代に逆行してるのでは?」

との意見も多く見られますね。

紙幣を変えるためのコストも膨大になることは間違いありませんし、変える必要性をもっと強く伝える必要があると感じます。