南海トラフ地震をわかりやすく解説!予想震度は?

時事ニュース

地震大国日本。

2011年の東北地方太平洋沖地震や、2016年の熊本地震と大きな地震が続いている中、今後も大規模地震、災害が予想されています。

なかでも「南海トラフ地震」は、近い将来に起きるのではないかと言われている大規模地震です。

ここでは、南海トラフ地震について、できるだけわかりやすく被害の予想規模、予想震度などについて解説していきたいと思います。


南海トラフとは?

まず、南海トラフとは何でしょうか?

トラフとは、わかりやすく言うと底が平たんな海底の溝のことです。

もっと深いものになると「海溝」と言われます。

南海トラフは、東は駿河湾から西は日向灘沖まで、本州の南方沖100kmを東西700kmにわたり走り、その深さは、最も深いところで4500mです。

このトラフの部分ではフィリンピン海プレートが、ユーラシアプレートの下に潜り込むように絶えず動いており、引き込まれるように一緒に沈み込んだユーラシアプレートが、はがれて跳ねあがることで地震が起き、海面が隆起することで津波が発生します。


南海トラフ地震の予想震度と予想被害規模は?

では実際に南海トラフが発生した場合の規模ですが、地震の規模はM9以上、震度は静岡県・愛知県の海岸沿い、高知の南部、宮崎県東部の太平洋側の地域では、最大で予想震度7、その周りの地域でも震度6が予想されています。

地震が起きる地域は広く西日本、中日本一帯で揺れが観測され、北部でも福島県、山形県でも揺れが観測されそうです。

また津波は、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の来襲が想定されています。

特に静岡県下田市、三重県志摩市、高知県室戸市はじめとした沿岸部では20~30mの津波も予想されています。

被害も関東から九州までの地域で死者・行方不明者が最大で32万3000人と未曽有の被害も予想されており、西日本を中心に帰宅困難者は380万人、避難生活者が700万人と言われ、飲料水や食料の不足が心配されるところです。

また、損壊する建物、電気、水道等のライフラインの復旧、災害後の廃棄物処理の費用などの被害額はなんと169兆円とも推計されています。

いつ起こる?

正確な南海トラフ地震の発生時期は、現在の予測技術では判明していません。

ただ、歴史的にはこの地域では684年の白鳳地震以来、大体100~150年周期で大きな地震が発生していることがわかっています。

前回のこの地域での地震は、1944年の昭和東南海地震と1946年の昭和南海地震が最後となっており、70年ほどが経過している段階ではありますが、大規模地震が発生する間隔には幅があり、警戒が必要な時期となっています。

まとめ

ここでは、南海トラフ地震についてわかりやすく、予想震度や規模などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

紹介した被害などは最悪のケースとしてのものです。

普段からの備えや準備、一人一人の心構えで被害を抑えることができます。

あなたも、今一度災害用品の点検や避難場所の確認など行ってみてはいかがでしょうか?